試験から1ヶ月経って、これまでとこれから

年も明けて2024年です。見識を広めようと年明けからいろんなものに指紋をつけています。というのも、4月から働くことになっていて、時間というものを意識したからです。

知らないものに触れる、知るというのは僕の人生の目標の1つとしているわけですが、とりあえず今年ちゃんとやろうということです。

 

[趣味としての店舗開拓]

美味しい食事をいただけるお店を増やしています。知り合いから「この辺で会わないか」と言われたときに、その辺りの美味しいお店をいくつか候補としてすっと出せる人ってカッコイイですよね。そう思って始めました。

東光という銘柄を出している小嶋総本店さんが15本限定で出したという日本酒が美味しかったです。村祐常盤のような甘味が広がる感じがして大好きです。

尾長鯛という魚も美味しかったですね。鯛としての旨みを存分に乗せていて、脂もしっかりあるのにくどくないという筆舌に尽くしがたいものがありました。

とまあ、美味しいものを勉強し続けているのですが、先週は美味しいカレーのお店に行きました。美味しいカレーは初めてだったので、評価軸を作れるまでいろんなところで食べていきたいですね。

 

[アクチュアリー試験関連]

アクチュアリー職の人とは切っても切れないもの、アクチュアリー試験です。12月に試験があり、僕は損保数理と会計経済投資理論を受けました。きっと受かっていると思います。落ちていたら怒ります。

これで一次試験がコンプリートされたことになるので、次は二次試験のお勉強です。

もともと生保よりも損保の方が面白そうだと思っていたのですが、就活中に幻滅していったため生保に行くことになりました。

会社のお金で教科書を買ってもらい、しんどいと噂の二次試験の勉強を始めました。

確かに勉強の方針は見えづらく、さっくり読んで過去問と睨めっこするのを数週間続けてみました。出やすい部分と出にくい部分、出題形式と分野の関係というものが少しずつ見え始めてきて希望が出てきたところです。

某会には所属していないので、自分が勉強するための資料として生保1の要点をまとめる作業を2月頭までにできればいいかなって思っています。

 

[読書]

これに加えていろいろ本を読むことにしました。ADHDって人の話が聞けないので、好きなだけ繰り返せるという点で本はいいです。

毎日何かしらの分野を1章読み進めることを目標にしています。

年明けから読んだ本は4冊です。

 

1冊目 企業価値評価 第7版[上] バリュエーションの理論と実践

https://amzn.asia/d/3D8KY0C

 

2冊目 企業価値評価 第7版[下] バリュエーションの理論と実践

https://amzn.asia/d/3pxpPPu

 

3冊目 数理統計・時系列・金融工学 (シリーズ・金融工学の基礎)

https://amzn.asia/d/dtD0IcQ

 

4冊目 日本国債入門

https://amzn.asia/d/55TLmNS

 

特に日本国債入門は話題の新書となっていたので読みました。専門的な内容なのに読みやすかったです。

VaRショック(176頁)はこれから導入される経済価値ベース評価基準においても同様の事件が起こり得ますよね。正会員の人に「システムを高度化させたいのはわかりますけど、そんな不完全なの導入していいんですかね」って聞いたら「その通りだねー」と言っていました。ソルベンシー規制も過渡期ということらしいです。

 

さて、今机に積まれている本はこいつらです。

 

金融商品取引法 https://amzn.asia/d/crtPjrV

Pythonでスラスラわかる ベイズ推論「超」入門 https://amzn.asia/d/9IwCAhr

Pythonではじめるベイズ機械学習入門 https://amzn.asia/d/5WgYWyU

入門Rによる予測モデリング https://amzn.asia/d/aYuwsFj

現代経済学の直観的方法 https://amzn.asia/d/5jcJknl

経済価値ベースのソルベンシー規制への対応 https://amzn.asia/d/3lE5A8p

 

金融商品取引法も分厚い本ですが、こういう分厚い本って燃えますよね。知らないことが大量に書かれている体系書って感じがします。

例えばインサイダー取引というのも、実は決定的な論拠があるわけではありません。情報格差について論じるのであれば、適切な手法で情報を入手したアナリストも規制の巻き添えとなってしまい、市場の効率性を損ねます。あるいは、経営者のような株主に対して信任義務を負っている人の詐欺行為に相当すると考える場合、今度は企業外部の人が規制対象となりません。「楽して儲けているのはずるい」という直観的判断も、そのような情報を得られる地位につくための労力を考えれば決して楽をしているとは言い切れないものです。

インサイダー取引規制の合理的な論拠は見つかりません。むしろ許容した方が市場の効率性は増すという主張もあります。話題になることが多いインサイダー取引は、市場参加者がなんとなく不合理に感じるから、という非合理的な規制が敷かれているというのです(金融商品取引法427-431頁)。

 

あとは機械学習系の本ですね。コーディングについては42Tokyoという場所で少しだけ触れただけですが、異常検知とかの方面に進めればいいなあと思っています。42Tokyoの入試自体が異常でしたが、これは機会があれば語りますか。

 

[その他]

カードマジックの練習最近サボっています。「カル」がちゃんとできるようになりたいです。

徒歩で伊勢参詣の準備を進めなければいけません。ただ、知り合いから儲け話が降ってきたらそっちやります。